アイデアをひらめく方法「思考の整理学」

読書

メメオ
メメオ

みなさんこんにちは
メメオです!

  • 自由研究のテーマが決まらない!
  • 論文テーマを決められない!
  • アイデアをひらめく力がほしい!

このようなお悩みをお持ちのみなさんに

今回は著書「思考の整理学」を
ご紹介します!

本書は

「東大、京大で一番読まれた本」

として有名な本でありまして、

1983年に初刊されて以来、

300万部以上売り上げる
大ベストセラーです!

思考を整理するということを

わかりやすく説明している本書ですが、

今回はその中でも、

僕が印象に残った

「アイデアをひらめくメカニズム」
について

ご紹介いたしますので、
よろしくお願いします!

1 アイデアをひらめくまでの流れ

本書では、

筆者は様々な学生たちと触れ合う中、

学生
学生

卒論で何を書けばよいのか
わからないから教えてほしい

といった相談が一定数あった
と書かれており、

論文テーマの決め方を考えたようで、

「論文テーマを決めるのは
 ”発酵” させるのに似ている」

とのことです。

文学研究を例に説明します。

⑴ 素材を探す

  • 読んでいて感心したところ
  • 違和感を抱いたところ
  • わからないところ

こういった印象に残ったところを
メモしましょう。

これが「素材」になり、
ビールでいうところの麦になります。

しかし、麦だけでは
ビールにはなりません。

⑵ 発酵素を探す

  • 知人との雑談
  • 読書
  • テレビ
  • 新聞など

普段の生活の中で、

上記のようなところから
ヒントを見つけましょう。

これが「発酵素」になり、
麦をアルコールにします。

ただし「発酵素」となるものは、
麦と同類のものでなく、

異質なところから持ってきましょう。

思ったところにないため、
見つけるのに苦労する可能性が

あります。

⑶ 「素材」と「発酵素」が そろったら、「寝させる」

どんなに優れた
「素材」と「発酵素」が揃っても、
すぐにアルコールにはなりません。

頭の中の醸造所で
時間をかける必要があります。

筆者いわく、
しばらく忘れる必要があるとのこと。

「寝させる」とは?【見つめるナベは煮えない】

寝させる必要があるの?
さっさとひらめきたい!

寝させるといっても、
どのくらい寝させるの?

など、疑問があるかと思いますので

解説していきます。

まずは

なぜ「寝させる」のか。

その答えを本書では

筆者は外国のことわざ

見つめるナベは煮えない

を使って説明しています。

このことわざは

早く煮えないか、早く煮えないか、
と絶えずナベの蓋をとっていては
いつまで経っても煮えないため
しばらく放っておく時間が必要

ということを教えたものです。

ナベだけでなく、

考える時も同じことが言えそうだと、

筆者はいいます。

本書では

画期的な学説「経済伸長論」で
高く評価された

アメリカの経済学者 W・W・ロストウを例に取り上げています。

その序論を読むと、この問題に初めて関心を抱いたのは、ハーバードの学生としてであったと書いてある。「経済伸長論」はそれから何十年もの歳月が流れているのだが、忙しかったからまとめるのが遅れたなどということではない。いつも心にはあり、あたためていたのであり、それがようやく卵からかえったのである。

ロストウは学生のころから、

「経済伸長論」のことだけを
考えていたのでしょうか。

おそらく、他のことを考えることも
あったに違いないでしょう。

そして時間を要したのは

怠けていたからではなく、

時間を与えていたからなのです。

こういう ”無意識” の時間を
使うことで、

考えを生み出すことに繋がります。

これが「寝させる」なのです。

2 良いアイデアとなるためのポイント

ひらめく方法がわかったから
もう安心!

となるには

まだ早いです!

これまでは、

ひらめくまでの流れを説明しました。

ここからは、

良いアイデアとなるためのポイントを

解説します。

アイデアはひとつだけではなく、複数確保しよう

頭の中の醸造所に
「素材」と「発酵素」が揃い、

酒という名のアイデアが創られた場合、

このアイデアは
自分の中で生まれた思想であるため

混ざりものがありません。

このようなアイデアについて、

筆者は

このような考えはどうしても独善的になりやすく、他の考えは全てダメなもの、間違ったものと感じられやすい。

と警鐘を鳴らしています。

ひとつだけだど、

  • 万が一うまくいかないとき、
    あとがなくなる。
  • こだわりができ、妙に力む。
  • 頭の働きものびのびしない。

とのことです。

しかし、複数あると

もし、ひとつがうまくいかなくても、

「代わりがあるさ」

と思うことができ、気が楽になり

のびのびできます。

アイデアはひとつだけでなく、
複数確保しましょう。

良いアイデアに重要なのは「編集力」

本書では、

頭の中の酒を作るのに重要なこと

つまり、

良いアイデアをひらめくのに重要なことは

集めた知識をどのように組み合わせて、どういう順序に並べるか

と書かれています。

その一例として、

「編集者」があります。

編集者は、

書いてもよいが、

書けるかどうかで評価されるものでは
ありません。

他人の書いたものをいかにまとめるか

ということの
創造性が求められる仕事です。

編集者だけではありません。

オーケストラの指揮者も

各パートの楽器演奏をいかにまとめて
シンフォニーをつくり上げるか
が求められます。

このようなことは

思考についても言えることだと

筆者は言います。

ABCDEという順序を

CBEADという順序にすることで

別の見え方になるときがあり、

ときにそれが、

大きな意味を生み出すことがあるようで、

これが、

「人を酔わせる力を持った
面白いと思われる表現」

になるのだそうです。

ただし、

ありきたりの物同士を組み合わせても

新しいものにはなりにくいようで、

一見、到底一緒にできないような
異質な考え同士を結合させると、

今までにないような考えになることがある

とのこと。

僕も

面白いアイデアをひらめきたく、

現在、気になる本を

片っ端から読んで知識を
インプットしています。

集めた知識を組み合わせて、

みなさんに披露できるよう

引き続き頑張っていきます!

「思いつく」とは無から有を生み出すだけではない

自分には発想力がないから
自信ない!

自分にゼロから思いつくような才能ない!

このような方も安心してください。

本書では

新しいことを考えるのに、すべて自分の頭から絞り出せると思ってはいけない。

と書かれています。

無から有を生み出すような思考など

滅多に起こらないのです。

じゃあどうすればいいの?

本書によると、

人間は、「触媒」となれば良い

とのことです。

様々な知識や経験、感情が
すでに存在しており、

そこに触媒である人間の個性が
加わることで、

知識と知識、感情と感情が結合して、

新しい知識、新しい感情を生み出す

とのことです。

触媒になるってどういうこと?

そもそも「触媒」とは

化学反応において、
それ自身は変化しないが、
化学反応の速度を速める物質

のことをいいます。

人間が「触媒」になるということは

新しい知識、新しい感情を生み出すという「化学反応」に対して、

 ”主観を全面的に出さない”(=没個性)

ということです。

触媒について本書では

俳句を例に挙げています。

俳句では、

主観は自然などの美しいものに乗せられて間接的に表現されます。

主観を全面的に表現された俳句は
みなさんも馴染みがないかと思います。

真に優れた俳句とは、

俳人の主観が、
自然などの美しいもの(=素材)により
受動的に働いて、
自然と結びつくものである

と本書では説明されています。

「主観を積極的に出さない」

つまり、没個性的な作品こそに、

大きな個性が生かされている

というのです。

「没個性が、個性を生む」

これは、俳句だけにとどまらず

編集者も同様であると
本書では説明されています。

編集の仕事を

筆者と読者をつなぐものとすると、

編集者は個性を発揮して誌面を作るのではありません。

編集とは

筆者と読者の化合が成立するのに

必要な媒介(=触媒)として

中立的に機能するものなのです。

素材を結び付けよう
と意識せずに
どうやって個性を加えるの?

方法は、

無心になること」です。

先ほどの「寝させる」と同じです。

ものを考えるにあたって、

緊張しすぎてはいけないし、

あせってはいけない。

心をゆったり、自由にさせる。

そうすることで

没個性につながります。


発想の面白さとは、

自分の頭から絞り出し、

ゼロから生み出すだけではありません。

無から有を生み出すような

元素を作り出すことではなく、

化合物を作り出す面白さなのです。

思いもよらない偶然が新たな発見をもたらす

本書では

視野の中央部にあることは最もよく見えているはずだが、見えていないことが少なくない。

これも「見つめるナベは煮えない」

と書かれています。

これは

意識しすぎると見つからない

ということを示しています。

みなさんもおそらく、

探し物が見つからず諦めた後、

数ヶ月が経過し、忘れたころに見つかる

ということを経験したことがあるのでは
ないでしょうか。

思考においても

同様の事象が起きるというのです。

人間は意志の力だけですべてを成し遂げることは難しい。

無意識の作用に負う部分が、ときには極めて重要となる。

「意識すれば良いアイデアをひらめく」

というわけではないので
気をつけましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は

300万部以上を売り上げる
大ベストセラー

思考の整理学」をご紹介しました。

ご紹介した
アイデアをひらめく方法以外にも、

本書ではタイトルの通り、様々な視点から

「思考を整理する」ということを

解説しており、

「東大、京大で一番読まれた本」

と呼ばれるだけあって、

とても勉強になる内容です!

おそらく読んだ方はみな、

この本にもっと早く
出会いたかった・・・

と思ったに違いない
内容となっていますので

気になる方は

ぜひ、一読してみてください!

以上です、ありがとうございました!

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